眼科・小児眼科・緑内障・白内障・網膜疾患・ドライアイ・コンタクトレンズ
石田眼科医院
皆さまのかかりつけ医院としてどんなことでもご相談ください
さいたま市大宮区の石田眼科医院です。
当院が心掛けているのは、患者さまのお立場に立って診療させていただくことです。日本眼科学会認定 眼科専門医が診療し、必要があれば各専門分野の医師のいる病院と連携対策を取っています。
眼科一般(白内障、緑内障、花粉症、ドライアイ、眼鏡、コンタクトレンズ)、網膜疾患、小児眼科、目の健康相談その他を対象としています。お気軽にご相談ください。
白内障について
眼はカメラにたとえられますが、カメラのレンズにあたる部分を水晶体といいます、これが年齢とともに濁るのが白内障です。50歳の人の半分、80歳ではほぼ全員にあるとされます。(※5)アトピー性皮膚炎や糖尿病などにより、若くして白内障になることもあります。眼の中に濁りがあり、その濁りが通過する光を遮るために見づらくなるので、濁りを除かないまま眼鏡をかけても見えるようにはなりません。濁りすなわち白内障が進行したら手術が必要になります。定期的な検査をお勧めします。補助的ですが、進行予防のための点眼を継続する方もいます。
※5 出典 公益社団法人 日本眼科医会 「白内障手術をめぐる現在の環境」
緑内障について
眼の中の圧力(眼圧)が高い、すなわち眼が固いと視神経に負担がかかりダメージを生じることがあります。これが緑内障で、視野の一部が見えない状態、すなわち視野欠損を生じます。放置していると徐々に進行して最終的には失明することがあります。日本人の失明原因の第1位です。(※4)治療としては眼圧下降の点眼により視神経への負担を減らし、ダメージの進行を止めることが目標です。一度視神経のダメージが進行し、視野欠損が進行すると元に戻す治療はありません。そこで緑内障も早期発見・早期治療が重要です。診断には視野検査が必要で、中心部分を細かく見るハンフリー視野検査や全体を大まかに見るゴールドマン視野検査があります。さらに、最近では視神経を含む眼底の断層像であるOCT検査も有用であることが分かり利用されています。眼底検査でわかる視神経乳頭陥凹拡大という所見を示すことも知られます(図9)。特に進行が激しい場合は、眼圧下降のための手術をすることもありますが、手術の目的は視野の回復ではなく、さらなる進行を食い止めることにとどまります。
※4 出典 公益社団法人 日本眼科医会 「目の定期検査のすすめ」